私の父は、長い事病を患っており、ここ数日優れなかった。
それでも、彼は余命3ヶ月を宣告されてから15年、この世で生きている。
思いは複雑であるが、そのような状態の父から、美しさを垣間見ることに驚きを隠せない。
それは、
生きよう
と力強く光を捉える視線である。
その視線は神々しく、表現し難い美しさを放つ。
私達は、健康で元気で過ごせていて
にも関わらず、不満やマイナスを見続けていないか?
どんな環境でも、一筋の光を見い出し
そこだけに焦点を当てる
その眼差しに光と美しさが宿る