人生には、タイミングがある
よく言われることだが、これを身を以て体験したのは2016年以降かもしれない。
2016年、1月の異動で私は今までのキャリアをゼロにされるような部署に異動になった。
内示があった瞬間に、もうここでの勉強は終わったと確信を持ち、翌日から転職活動をし、あっと言う間に内定が出て3月に卒業した。
4月からは、所謂、プロフェッショナルファームに籍を置いている。
驚いたのは、プロフェッショナルファームの職員のサラリーマン根性である。
「お客さんが満足する程度でいい」
この言葉を、何度聞いただろうか。
私は資格は持っていないが、私が関わる案件は私の全てのエネルギーを費やすことが最低限だと思っている。
プロフェッショナルに手抜きという言葉はいらない。
それは、自分の甘さとの闘いでもある。
クライアントと同じ視座で、想いを共有できるか?
クライアントの苦悩を、自分の事として考えられるか。
ここで留意したいのは、自分のことのように、ではない。
自分の事として捉えるか、なのだ。
世の中には、プロフェッショナルもどきが多過ぎる。
ホンモノのプロと関わった時、自分の想像をはるかに超えた能力が開花する。